結婚式の披露宴は、以前と比べるとかなり簡素化されています。以前は親族や友人、知人、勤務先の人たちなどを招待したりすることになりますので、最低でも招待客が新郎新婦合わせて200人を超えてしまうということもよくありました。そうすると、ご祝儀が招待客から出るにせよ、披露宴の費用と言うんは馬鹿になりませんでした。そういう状況ですから、今は結婚式や披露宴は、身内だけを呼んで、友達などを呼ぶにしても相当仲のいい人を招待するという風潮です。それで披露宴だけでは呼びきれない友人を呼んで、結婚式のお祝いをもう少しカジュアルな形で新郎新婦のお祝いをするのが2次会になります。

2次会のメリットとしては、披露宴のようにフォーマルではなく、カジュアルなパーティになりますので、とてもフレンドリーということです。また、費用に関しても、披露宴の場合はご祝儀のマナーがあるので、出席する側にも経済的な負担がかかりますが、2次会の場合は金額に関するマナーはありません。

2次会の会費について(男女別)

ただ、結婚式の2次会の感じを任された人にとって悩みどころは、2次会の会費をいくら位にすればいいのかということです。あまり高すぎると、それに対する反発もあるでしょうし、あまりにも安いとせっかくの結婚式の2次会なのに、チープな印象は否めないところですよね。では実際のところ、どのような価格で2次会は開催されているのかということを調べるためにそこで、ある統計のデーターで調査をしてみると、
男性の場合は
1位:5,000~6,000円 24%
2位:3,000~5,000円 18%
3位:6,000~7,000円 11%
女性の場合は、
1位:3,000~5,000円 25%
2位:5,000~6,000円 19%
3位:3,000円未満 15%
となっています。これらの数字を参考にして、平均値を大まかに取りますと、
の全国平均となります。

2次会の会費について(地方別)

また、全国の地方別に2次会の費用を男性が一人あたり6,000円、女性は一人あたり5,000円が会費調べてみると、北陸や関西になりますと、男女ともに6,000円を超えている一方で、女性の場合では北海道、東北、四国、沖縄・九州地方では、4,000円割っています。これは地方の物価の違いという問題もあるにせよ、地域によって金額が変わってくるということは知っておいたほうがよいでしょう。

なお、以上のように2次会の性別あたりの金額の差がありますよね。こちらの平均をチェックしてみると、一人あたりの差額が700~1,000円位ということがわかります。そうしますと、2次会の会費は、男性が一人あたり6,000円、女性は一人あたり5,000円の会費がほぼ順当な価格ではないかと思います。

会費の男女差について

では、どうして男女において会費の差が生じてくるのでしょうか。今は、女性も男性と同じように仕事をするようになっていますから、それほど給与的な点で大きな差異はありませんし、場合によっては女性の方が多くもらっているケースもあります。その理由としてよく言われるのは、
・一般的に男性の方が女性よりよく飲み、よく食べるから
・女性は男性よりも身だしなみにお金がかかるから
といった理由が挙げられます。確かに男性と女性では体つきも違いますから、飲食などは当然女性よりも男性の方が多く飲み食いしますよね。また、こういうお祝いの席は華やかな席になりますから、女性もいつもどおりの服装というわけにはいきません。もし和服とか着ていくということになれば、髪のセットや着付けなどもしないといけないわけでして、それだけ会費の費用は飛んでしまいます。その点男性は、そこまでは身だしなみにお金がかかるわけではありませんので、その分男性に負担をしてもらうと言うのは、決して不条理なことではありません。